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健康診断・特定健診

平成25年 健診問い合わせが多くなってきました。

昨年では川越市は、国民健康保険に加入の40歳以上の市民・約7万2000人に5月から、特定健診受診券を配送しました。
受診券には、人間ドック受診券が申請無しで最初から付いてます。
国民健康保険は、人間ドック13350円、後期高齢保険は10000円で受診できます。

また当クリニックでは、既に多くの企業健診を実施しております。
昨年度実績では、3名から120名まで対応いたしました。

企業様の優先順位に合わせて、カスタマイズ企業健診を承ります。
この検査とこの検査を組み合わせたオリジナルの健診などの御相談も承ります。

企業健診・特定健診・個人健診・雇入れ健診・特殊健診など、どのような健康診断におきましても何なりと健診担当者までお問い合わせください。
当院の基本健診の内容は以下のとおりです。

   

健診A

健診B

健診C

健診D

   

法定健診1

法定健診2

生活習慣

予防健診1

生活習慣

予防健診2

問診及び診察

問診・視診・聴打診・血圧測定

身体測定

身長・体重・腹囲

聴力測定

1000Hz/4000Hz

視力

簡易法

尿検査

糖・蛋白

血液検査

貧血

 

 

肝機能(GOT,GPT,γ-GTP)

 

 

脂質(TG,HDL-C,LDL-C)

 

 

腎機能(尿酸,クレアチニン)

   

 

糖尿(血糖,HbA1c)

   

胸部X線検査

直接撮影

心電図検査

安静時心電図

 

超音波検査

腹部超音波

     

上部消化管検査

胃内視鏡

     

 健康診断の主な検査項目と基準値

健診結果を今後の皆さまの健康づくりにお役立ていただければと思っております。
健診結果のデータ数値の参考にしてください。


肥満度 
BMI〔18.5~24.9〕
身長と体重のバランスから肥満度を見ます。BMIの理想値は男性22.0、女性21.0であり、この数値に近いほど統計的に病気にかかりにくい体型と疫学調査で判明しています。 腹囲〔男性85cm未満、女性90cm未満〕内臓脂肪蓄積の目安となります。内臓脂肪が過剰に蓄積されると、生活習慣病や血管系疾患などを引き起こしやすくなります。

血 圧
最高(収縮期)〔130mmgHg未満〕最低(拡張期)〔85mmgHg未満〕最高(収縮期)
血圧は心臓が血液を押し出すときに血管にかかる圧力、最低(拡張期)血圧は心臓に戻ってきた血液を拡張期に収縮して送り出すときに血管にかかる圧力です。血圧の高い状態が続くと、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などの発症リスクとなります。

脂 質 
中性脂肪〔150mg/dL未満〕
体を動かすエネルギー源としての役割を持ちますが、エネルギーに変換されない中性脂肪は善玉コレステロールを減らし悪玉コレステロールを増やしてしまい、動脈硬化や脂肪肝の原因になります。

総コレステロール
〔150~219mg/dL〕
血中に含まれるコレステロールの総量で、細胞膜の材料となり、血管壁の維持強化に重要な役割を果たします。また、ホルモン合成の材料になったり、脂肪の消化を助ける胆汁酸の主成分にもなっています。しかし、血液中の量が多すぎると動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。

HDLコレステロール
〔男性40~80mg/dL、女性40~90mg/dL〕
いわゆる善玉コレステロールで血液中の余ったコレステロールを肝臓に戻す役割をしています。少なすぎると血液中にあまったLDL(悪玉)コレステロールを回収しきれず、動脈硬化の原因になります。 LDLコレステロール〔70~139mg/dL〕いわゆる悪玉コレステロールで、肝臓からコレステロールを血液に送り込む役割をしています。必要以上に増えすぎると血管壁に入り込んで酸化し、それが血管壁でこぶとなり動脈硬化の原因になります。

肝機能 
GOT(AST)〔10~40U/L〕GPT(ALT)〔5~45U/L〕
GOTとGPTはほとんど同じ働きの酵素です。GPTは特に肝臓に多いことから、急性肝炎や慢性肝炎、肝硬変などの肝疾患を診断するうえで重要な検査になります。GOTは肝臓の細胞以外にも心臓の筋肉や手足の筋肉、血液の赤血球の中にもあるという点で少し異なります。心筋梗塞や筋肉が壊れた場合、あるいは赤血球が壊れた場合(溶血)には、GOTの値だけが上がってGPTの値は上がらない事があります。GOTとGPTが示しているのは、現在壊れている肝細胞はどの程度かという値です。 γ-GTP〔男性79U/L以下、女性48U/L以下〕肝臓に毒性のある薬剤やアルコール等を慢性的に取り続けた場合や結石・がんなどで胆管が閉塞したときに血中濃度が高まります。特にアルコールに敏感に反応し、しかも肝臓や胆道の病気があると他の酵素よりも早く異常値を示す特徴があるので、アルコールによる肝臓障害の指標となります。

血 糖 
血糖〔空腹時血糖70~109mg/dL〕
血液中のブドウ糖を血糖といいます。血糖は健康なときは正常な濃度を保っていますが、糖尿病になるとインスリン(膵臓から出るホルモン)が不足あるいは臓器の受容体での働きが鈍い場合、値が高くなります。食事の質や量、食後の経過時間によっても常に変動しています。 HbA1c(JDS)〔4.3~5.8%〕グリコヘモグロビン(ブドウ糖とヘモグロビンが結合した物)の状態を調べることで、長期にわたる(過去平均1ヶ月)血糖の変化を知ることができます。飲酒によって変動する血糖と異なり、HbA1cはほとんど影響を受けないので、糖尿病を疑われたときの検査として有効です。
平成24年4月からJDS(日本基準)より0.4%高いNGSP値(国際基準)と併記されることもあります。

腎機能
クレアチニン〔男性0.65~1.09mg/dL、女性0.46~0.82mg/dL〕
クレアチニンは筋肉中のクレアチンから、エネルギーとして使われた蛋白の老廃物をいいます。腎臓が正常に活動していればクレアチニンは尿から体外に排出され、正常に活動していなければ血液中に残ります。血液中のクレアチニンを調べることで腎機能の状態を知ることが出来ます。

尿 酸 
〔男性3.6~7.0mg/dL、女性2.7~7.0mg/dL〕
血液中の尿酸値が高い状態が続くと関節や腎臓などに尿酸が蓄積していき、痛風結節(しこり)、腎臓障害(痛風腎)、尿路結石などが生じます。激しい運動やストレスなどの他、プリン体を多く含む物質(ナッツ、かまぼこ、貝類、ビールなど)の過剰摂取も尿酸値を高める原因となります。

尿検査
尿蛋白(定性)〔(-)~(±)〕
腎臓や尿管に異常があると尿中に多量の蛋白質が出る事が出る事があります。腎炎、ネフローゼ症候群などで陽性と出ますが、1回の検査では診断できません。陽性と出たら必ず再検査を受けることが大切です。 尿糖(定性)〔(-)~(±)〕尿に排泄されるブドウ糖を測定し、糖の代謝異常が無いかどうかを検査します。空腹、食後で判定が違うため、陽性であっても必ずしも糖尿病というわけではありませんが、正常血糖値でも尿糖を認める場合は再検査が必要です。 ウロビリノーゲン〔(±)〕 古くなった赤血球が肝臓などで分解され、ビリルビン(胆汁色素)となって肝臓から腸へ流れ、腸内細菌によって分解されたものがウロビリノーゲンです。その大部分は便とともに排泄されますが、一部は腸壁から吸収されて肝臓に戻り、血液や腎臓に入って尿中に排泄されます。健康なときでも検出されますが、著明な増加や低下があると肝臓や胆のうの機能異常が考えられます。 潜血〔(-)〕腎尿路系の出血を調べる検査です。陰性なら正常、陽性なら腎臓や膀胱などの病気の疑いがもたれますが、偽陰性を避けるため採尿前数時間は激しい運動を控え、また女性では月経初日より約一週間は陽性となる可能性があります。

貧 血 
赤血球数〔男性438~577×万/μL、女性376~516×万/μL〕
酸素を運び、二酸化炭素を運び去る役割をしています。PHの調節にも関わっています。赤血球の数が減ると酸素を運ぶ能力が衰えて貧血になったり、命の危険が出てきます。 血色素量〔男性13.6~18.3g/dL、女性11.2~15.2g/dL〕血液の赤い色を作り、酸素を運ぶ役割をしています。貧血は、ヘモグロビン(赤血球中の血色素量)の減少が原因です。貧血の程度は血液中のヘモグロビンの量で判断します。 白血球数〔3500~9700/μL〕体内に細菌やウイルスが侵入したときに数を増やし、細菌たちを殺す働きをします。体が細菌感染や炎症をおこしている場合、白血球が増加します。また何らかの原因で白血球数が減少すると、細菌やウイルスに侵されやすくなります。 ヘマトクリット値〔男性40.4~51.9%、女性34.3~45.2%〕血液中に含まれる赤血球の量を示しています。値が低ければ貧血、高ければ脱水症等が疑われます。

消化管 
便潜血〔(-)〕
便の中に血液が混じっているかどうかを調べ消化管の出血の有無を判定します。本来陰性でも歯ぐきの出血、痔の出血等があれば陽性になります。

胸部
X線
肺、心臓、縦隔、横隔膜などの器官の病気の有無、その広がり具合、臓器の位置がわかります。肺がん、肺結核、肺炎、気胸、肺気腫、気管支拡張症、胸水、心臓弁膜症、拡張型心筋症や心筋梗塞などが発見できます。

心電図 
心臓の働きを調べ、不整脈、狭心症の発見、心肥大の診断などに使われます。心筋が収縮するときに出る微細な電流の変化を波形に記録します。

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